Import duty & EPA
輸入の税金を計算し、EPAで関税を下げられるか確かめる
関税・輸入消費税の計算から、EPAを使うかどうかの判断、原産地規則の確認までを、貿易実務の流れに沿って進められます。税関の実行関税率表(全9,658品目)を組み込んでいます。
計算ツール
初期値は計算例です。ご自身の取引の数字に置き換えてください。
計算結果
課税価格は商品代金・運賃・保険料・加算費用の合計(CIF基準)を1,000円未満切り捨て、関税額は100円未満切り捨てで計算しています。
計算結果
課税標準は「課税価格+関税+個別消費税」を1,000円未満切り捨て。国税分(標準7.8%・軽減6.24%)を100円未満切り捨て、地方消費税は国税分の22/78を100円未満切り捨てで計算しています。
判定と目安
課税価格の合計が1万円以下の貨物は、原則として関税・消費税・地方消費税が免除されます(酒税・たばこ税は免除されず、革製バッグ、手袋・履物、ニット製衣類などはギフトを除き免除されません)。20万円以下なら簡易税率(7区分)が使えますが、革製品、ニット製衣類、履物、食肉調製品などは対象外です。簡易税率は関税の税率で、消費税・地方消費税は別にかかります。詳しくは「役立つ情報」の「少額貨物と簡易税率」を参照してください。EPA税率を使う貨物でも、課税価格が20万円以下なら原産品申告書などの提出を省略できます。
実行関税率表を読み込んでいます…
税率は税関の実行関税率表を取り込んだものです(全類・9桁の統計品目番号ごと)。「実行MFN」は、WTO協定税率が適用される場合はその税率、それ以外は暫定税率または基本税率です。かっこ書きのWTO協定税率は適用されません。従量税・混合税(円/kgなど)は表示のみで、計算には自動で入りません。申告前には必ず最新版の原本で確認してください。HSコードは6桁までが世界共通で、EPAの品目別規則は協定が採用している年版の6桁で調べます。分類に迷う場合は事前教示制度を使えます。
独自データの追加
関税率表にない情報(品目別規則や社内の品名など)を足したいときに使います。取り込んだ行は検索結果の先頭に出ます。
EPAを使うべきか
10年先までの予測(区分 Bn の目安)
関税削減額は、課税価格×(MFN税率−EPA税率)で見積もります。区分Bnは、日本・マレーシアEPAの定義(発効日から毎年均等に引き下げ、n+1回で撤廃)にもとづく目安です。実際の税率は協定の譲許表で確認してください。MFN税率が無税の品目や、EPA税率がMFN税率より高い「逆転現象」の品目では、EPAを使う必要がありません。
判定
控除方式は(産品の価額−非原産材料の価額)÷産品の価額、積上げ方式は(原産材料+直接労務費+直接経費+利益+その他の費用)÷産品の価額、MaxNOMは非原産材料の価額÷産品の価額で、それぞれ100をかけた割合です。使える方式、算入できる費用、基準値は、協定と品目別規則によって異なります。初期値は原稿の計算例(RCEP、基準値40%)です。
部品ごとの扱い
最終製品の判定
部品の判定には「(部品の価額−部品内の非原産材料)÷部品の価額」を使い、部品の基準値と比べます。部品の原産性は、実際には協定の規定と部品自体の品目別規則で判断します。初期値は、原稿の例(部品C 200、非原産材料50)をもとにした計算例です。
判定
主なEPAでは、価額で産品のFOB価額の10%以下が目安です。繊維製品(HS第50類〜第63類)は、重量で産品の総重量の10%以下の場合にも使える協定があります。対象品目と割合は協定ごとに異なるため、必ず協定の規定を確認してください。品目別規則に「第○類(項)の材料からの変更を除く」とある場合、その材料にはデミニミスを使っても基準を満たしません。
削減額の大きい順
年間の関税削減額=年間の課税価格×(MFN税率−EPA税率)で見積もります。年間コストは、HSコードの確認、対比表の作成、証明の手数料などの見込みです。差引がプラスの取引から、EPAの利用を検討します。
到着コストの比較(安い順)
到着コスト=商品代金の円換算+運賃・保険+関税。消費税は仕入税額控除の対象になる場合が多いため含めていません。「為替変動後」は、全通貨が同じ割合で動いたと仮定した試算です。「税率変更後」は、5年後の税率を今のレートのまま当てはめた試算です。
過去の輸入許可通知書をもとに、欄ごとのHSコード・原産国・課税価格・納めた関税額から、EPAを使っていたらいくら下がったかを試算します。表の初期値は計算例です。
許可書を見ながら、欄ごとのHSコード・原産国・課税価格・関税額を下の表に手入力してください。入力した数値はこのブラウザの中だけで計算され、どこにも送信されません。社内規程で外部AIへの送信が禁止されている場合も、この方法で同じ診断ができます。データの扱いについて
行は「行を追加」で増やせます。
許可書のPDFや画像を添付すると、Claudeが欄ごとのHSコード・原産国・課税価格を読み取ります。登録はGoogleアカウントかメールアドレスででき、料金はかかりません。登録しなくても、下の表に手入力すれば診断できます。
無料で登録読み取りを使う場合だけ、許可書をこのブラウザの中で画像にしてから外部のAI(Anthropic社のClaude)に送ります。ページには保存しません。輸入者名・住所などは読み取りの対象外です。読み取り結果は必ず原本と見比べてください。社外への送信が認められていない場合は、読み取りを使わず手入力してください。
欄ごとのデータ
推奨するEPA
協定ごとの削減額(年換算)
欄ごとの判定
「今の関税」は許可書の関税額(未入力なら実行MFN税率で計算)、EPAの関税は実行関税率表のEPA税率で計算しています。欄ごとに別の協定を選んで申告できるため、「欄ごとに最安を選んだ場合」が上限の目安です。原産地規則を満たすか、輸出者が証明書類を用意できるかは別途確認が必要です。従量税・混合税の欄は自動計算の対象外です。
関税の計算結果や輸入許可書の診断を保存して、あとから開き直せます。登録はGoogleアカウントかメールアドレスででき、料金はかかりません。
無料で登録保存した診断
試作版では、履歴はこのブラウザに保存されます。独自ドメインへの移行後は、会員アカウントに保存されます。
税率改正・逆転現象の通知
為替レートの設定(通貨ごとの円換算)
初期値は仮の数字です。計算の前に、最新のレートに書き換えてください。課税価格の円換算には、税関が公示するレートが使われます。
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関税の基礎
関税とは?
関税は輸入貨物にかかる税金です。誰が・いつ・どう計算して納めるのかを、ベトナム産Tシャツの計算例と根拠法令つきで解説します。
課税価格の決め方
関税の課税価格はCIF価格が基準です。FOB取引での運賃加算、仲介手数料・金型・ロイヤルティの加算、為替換算までを計算例つきで解説します。
税率の種類と優先順位
基本税率・暫定税率・WTO協定税率・特恵税率・EPA税率の違いと、どの税率が適用されるかの順番を、ベトナム産コーヒー豆の実例で解説します。
少額貨物と簡易税率
課税価格1万円以下の少額免税、20万円以下の簡易税率、個人使用の0.6掛け、2028年4月の制度変更を、越境ECの計算例つきで解説します。
HSコード
HSコードとは?
HSコードは貨物の世界共通の分類番号です。類・項・号の桁の意味、日本の9桁の統計品目番号、Tシャツとシャツで番号が変わる理由を解説します。
HSコードの調べ方
HSコードを自分で調べる手順を、商品情報の集め方、実行関税率表・関税率表解説・分類例規の使い方、通則の考え方まで、具体例つきで解説します。
事前教示制度
輸入前に税関へHSコード・原産地・関税評価・減免税を照会できる事前教示制度の使い方、文書照会と口頭照会の違い、回答の効力を解説します。
EPAで使う2つのHSコード
EPAでは、輸入申告に使う最新版のHSコードと、協定が採用する年版のHSコードの2つを使い分けます。協定ごとの年版の一覧と、読み替えの手順を解説します。
EPAと原産地規則
EPAとは?
EPA(経済連携協定)の仕組みと、EPA税率を使うための3つの条件(原産品であること・証明・申告)を、輸入者が最初に確認する順番で解説します。
メガFTAの比較と協定の選び方
CPTPP・日EU・EPA・RCEPの証明方式、付加価値の計算、累積、繊維の規則を比較し、ベトナム産Tシャツを例に、税率だけで協定を選ばない理由を解説します。
逆転現象とEPAを使わない判断
EPA税率がMFN税率より高くなる逆転現象の仕組みと、MFNが無税の品目や削減額が手続き費用を下回る品目など、EPAを使わない方が得な場合を数値例で解説します。
原産品と認められる3パターン
EPAの原産品は、完全生産品・原産材料のみから生産された産品・品目別規則を満たす産品の3パターンです。それぞれの具体例と、判定の順番を解説します。
関税分類変更基準(CTC)
関税分類変更基準(CTC)の考え方、類・項・号の変更の違い、除外規定の読み方を、Tシャツと電気機器の対比表の例で解説します。
付加価値基準と加工工程基準
付加価値基準(RVC)の控除方式・積上げ方式・MaxNOMの計算式と、基準値ぎりぎりの産品の管理、加工工程基準の例を、数値例つきで解説します。
救済規定(累積・デミニミス・ロールアップ)
原産地規則を満たせないときに使える累積・デミニミス・ロールアップ・トレーシングの仕組みを、計算例つきで解説します。
積送基準
原産品が輸送の途中で資格を失わないための積送基準(直送要件)と、第三国を経由するときに必要な書類、RCEPの連続する原産地証明を解説します。
証明と申告
原産地証明の3つの方式
EPAの原産地証明には第三者証明・認定輸出者・自己申告の3方式があります。それぞれの手順、費用、リスクの違いと、選び方を解説します。
協定ごとの証明方式(日本から輸出する場合)
日本から輸出するときに使える原産地証明の方式を、日メキシコ・日豪・CPTPP・日EU・日米・RCEPなど協定ごとに一覧で整理し、輸出先別の例で解説します。
第三者証明の手順
日本商工会議所で特定原産地証明書を取得する手順(企業登録・原産品判定・発給申請)と、必要な書類、準備を始める時期を解説します。
日本でEPA税率を申告するとき
日本に輸入するときにEPA税率を申告する方法を、証明方式ごとの提出書類、20万円以下の省略、証明書の確認ポイントまで、チェックリストつきで解説します。
根拠書類と保存
EPAの原産性を説明するための根拠書類(対比表・計算ワークシート・サプライヤー証明書など)の作り方と、保存期間、事後確認への備えを解説します。
最新ニュース
税関・省庁などの公的機関が出したEPA・関税の発表から、輸入実務に影響するものを選んで、要点とあわせて掲載しています。
HSコード別の関税率と解説
類を選ぶと、項ごとの関税率とEPA税率を一覧で確認できます。
類ごとの関税率
01動物02肉及び食用のくず肉03魚並びに甲殻類、軟体動物など04酪農品、鳥卵、天然はちみつなど05動物性生産品06生きている樹木その他の植物及びりん茎など07食用の野菜、根及び塊茎08食用の果実及びナット、かんきつ類の果皮並びになど09コーヒー、茶、マテ及び香辛料10穀物11穀粉、加工穀物、麦芽、でん粉、イヌリンなど12採油用の種及び果実、各種の種及び果実など13ラック並びにガム、樹脂その他の植物性の液汁及など14植物性の組物材料及び他の類に該当しない植物性など15動物性、植物性又は微生物性の油脂など16肉、魚、甲殻類、軟体動物若しくはその他の水棲など17糖類及び砂糖菓子18ココア及びその調製品19穀物、穀粉、でん粉又はミルクの調製品など20野菜、果実、ナットその他植物の部分の調製品21各種の調製食料品22飲料、アルコール及び食酢23食品工業において生ずる残留物など24たばこ及び製造たばこ代用品など25塩、硫黄、土石類、プラスター、石灰など26鉱石、スラグ及び灰27鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物など28無機化学品及び貴金属、希土類金属など29有機化学品30医療用品31肥料32なめしエキス、染色エキス、タンニンなど33精油、レジノイド、調製香料及び化粧品類34せつけん、有機界面活性剤、洗剤、調製潤滑剤など35たんぱく系物質、変性でん粉、膠着剤及び酵素36火薬類、火工品、マッチ、発火性合金など37写真用又は映画用の材料38各種の化学工業生産品39プラスチック及びその製品40ゴム及びその製品41原皮及び革42革製品及び動物用装着具並びに旅行用具など43毛皮及び人造毛皮並びにこれらの製品44木材及びその製品並びに木炭45コルク及びその製品46わら、エスパルトその他の組物材料の製品並びになど47木材パルプ、繊維素繊維を原料とするその他のパなど48紙及び板紙並びに製紙用パルプなど49印刷した書籍、新聞、絵画その他の印刷物並びになど50絹及び絹織物51羊毛、繊獣毛、粗獣毛及び馬毛の糸並びにこれらなど52綿及び綿織物53その他の植物性紡織用繊維など54人造繊維の長繊維並びに人造繊維の織物など55人造繊維の短繊維及びその織物56ウォッディング、フェルト、不織布など57じゆうたんその他の紡織用繊維の床用敷物58特殊織物、タフテッド織物類、レースなど59染み込ませ、塗布し、被覆し又は積層した紡織用など60メリヤス編物及びクロセ編物61衣類及び衣類附属品(ニット製)62衣類及び衣類附属品(ニット製以外)63紡織用繊維のその他の製品、セットなど64履物及びゲートルその他これに類する物品並びになど65帽子及びその部分品66傘、つえ、シートステッキなど67調製羽毛、羽毛製品、造花及び人髪製品68石、プラスター、セメント、石綿など69陶磁製品70ガラス及びその製品71天然又は養殖の真珠、貴石、半貴石、貴金属など72鉄鋼73鉄鋼製品74銅及びその製品75ニッケル及びその製品76アルミニウム及びその製品78鉛及びその製品79亜鉛及びその製品80すず及びその製品81その他の卑金属及びサーメット並びにこれらの製など82卑金属製の工具、道具、刃物、スプーンなど83各種の卑金属製品84原子炉、ボイラー及び機械類並びにこれらの部分など85電気機器及びその部分品並びに録音機など86鉄道用又は軌道用の機関車など87鉄道用及び軌道用以外の車両並びにその部分品及など88航空機及び宇宙飛行体並びにこれらの部分品89船舶及び浮き構造物90光学機器、写真用機器、映画用機器、測定機器など91時計及びその部分品92楽器並びにその部分品及び附属品93武器及び銃砲弾並びにこれらの部分品及び附属品94家具、寝具、マットレス、マットレスサポートなど95玩具、遊戯用具及び運動用具並びにこれらの部分など96雑品97美術品、収集品及びこつとう
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